シュトゥットガルター・キッカーズ、敗戦で幕開け

新型コロナウイルスの影響により過去2シーズン(2019-20と2020-21)、
シュトゥットガルター・キッカーズが所属する5部(オーバーリーガ)では
リーグ戦が中断され、再開されることなくそのまま終了しました。

そんな中、待ちに待った新シーズン(2021-22)のリーグ戦が幕を開けました。

第1節は2021年8月7日(土)、午後2時から
キッカーズのホームスタジアム、GAZi-Stadion auf der Waldauで、
FCアストリア・ヴァルドルフII(FC-Astoria Walldorf II)を迎えての一戦でした。

コロナ対策のため、スタジアムへの入場は「3G」と呼ばれるルールが適応され、
Geimpft : コロナワクチン接種済み
Genesen : コロナから治癒(6か月以内)
Getestet : コロナ迅速検査で陰性(24時間以内)
のうち、どれかひとつの証明書が必要でした。

それに加えて、
①アプリ又は用紙記入で連絡先を登録、
②マスク着用
のルールがありました。

コロナの影響で、この試合は実に約10か月ぶりのホーム試合となりました。

また、これまではコロナ禍の制限により、観客の入場はメインスタンド側のみだったため、
スタジアムのメインスタンド、バックスタンド、ゴール裏に観客が入るのは
2019年12月以来、約1年8か月ぶりで、
スタジアムに響き渡る観客の声援と共に選手が入場してきた時には、
胸に込み上げてくるものがありました。

シュツットガルター・キッカーズ
メインスタンドはスッキリしていますが、こちら側に観客がたくさんいました。

日本各地では30℃越えの真夏日というこの日、ドイツのシュトゥットガルトでは
気温18度、長袖を着ていても肌寒い雨の中で、試合が始まりました。

観客数は1950人。(5部でこれだけ入るところは、なかなかないようです。)
今試合のコロナ規制では、観客数はスタジアム収容人数の50%が上限でしたが、
このスタジアムの収容人数は約11,000人なので問題ありませんでした。

試合ですが・・・。

期待していた理想の一日:
⇒晴れ渡った夏空の下、多くの観客の声援に囲まれ、キッカーズが初戦を
 勝利で飾り、私たちはその喜びをビールで乾杯してお祝い。

現実の一日:
⇒止むことのない雨の中、寒さに震えながらチームを鼓舞。
 キッカーズが攻撃し続けるもチャンスを決め切れず、相手チームに、たった一度の
 チャンスで前半45分にゴールを決められ、キッカーズはそのまま0対1で敗れる。
 私たちは雨に打たれながらスタジアムを後にする。

無念の敗戦でスタートしたリーグ戦ですが、ここからです。
今シーズンこそは、お願い4部昇格!

追記:2022年6月
あと一歩、本当にあと少しのところで、4部昇格は叶いませんでした。


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