レアル・マドリード対チェルシー戦、7つの事実

2021年4月27日(火)21時(現地時間)から、
マドリードのエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ(Estadio Alfredo di Stéfano)
にて2020-21のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグ、
レアル・マドリード(Real Madrid) 対チェルシー (Chelsea)戦が無観客で開催されました。

この試合を7つの事実から振り返って、5月5日のセカンドレグに臨みます!

1.試合開始直後から15分間、チェルシーの怒涛の攻撃
  レアルのディフェンスがうまくかみあわないところを、どんどん攻め込むチェルシー。
  前半9分にはレアルほぼ失点、という場面でキーパーのクルトワ選手が右足先でゴールを
  守りきりました。

2.前半14分、チェルシーのゴールで0対1
  クルトワ選手が前に出て、バラン選手とナチョ選手がゴールを守ることになり、
  どうしてこうなった?という奇妙な失点シーン。

3.無観客試合のため、選手やスタッフの声が聞こえる!
  レアルの失点後、試合を観戦していたラモス選手が
  ’Vamos vamos, gente. Confianza!’ (頑張れみんな!自信もって!)と、
  チームを鼓舞する声がマイクに拾われていました。

  大満員のスタジアムが最高ですが、それが出来ない無観客の今だからこそ、普段では
  絶対に聞こえない選手やスタッフの生の声が聞けるチャンスが、チャンピオンズリーグ
  にはあります。
  そして、画像加工のない、観客のいないスタジアム。
  ピッチ上の選手が見ているその景色を、画面越しで少しでも感じながら試合を
  観られる機会です。

  というのも、スペインのリーグ戦をドイツでDAZNで視聴すると、録音された応援が
  試合にかぶせてあるんです。これ、個人的にはいらないのですが・・。
  更に、観客席には人の形でさえないよく分からないカラフルな画像がかぶせてあります。
  受けるのは雑な印象だけ・・。
  

4.突然の豪雨
  ここ最近、レアルがエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで試合をすると
  高確率で突然、豪雨が降り注いでいます。

  マドリードって雨の街だったんだ、と思ってしまうほど。

  この日は前半20分ごろから降り始め、ザブザブ降り注いでいるのが分かりました。
  試合後のシャワー不要!という勢いの雨です。

  こんな時は、レアルのジダン監督が、降り注ぐ雨をタオルで拭っている姿が
  映し出されるのが定番に。

5.前半29分、ベンゼマ選手のゴールで1対1
  混みあっていたゴール前で、来たボールをヘディングでザッ、そのままザクっと
  右足でダイレクトにゴールへ!なんと素晴らしい!

6.意外なつながり
  レアルのディフェンダー、メンディー選手と、チェルシーのゴールキーパー、
  メンディー選手、同じ名字なのは他人の偶然ではなく、3歳違いの従兄弟同士だそうです。

 【おまけ】
  チェルシーのトゥヘル監督(ドイツ出身)は元サッカー選手ですが、
 選手時代にシュツットガルター・キッカーズ(なんと当時は、ブンデスリーガ2部所属)で
 プレーしていたことがあります。
 (キッカーズは私が応援しているチームで、現在5部所属。)

7.ラモス選手のヘディングゼスチャー
  試合終了間際、レアルがコーナーキックを獲得。バラン選手がヘディングを試みるも、
  ゴールならず。
  その直後にカメラに映し出されたのは、観客席から試合を見守っていたラモス選手が
  ヘディングをするゼスチャー。
  「そう」じゃなくて、「こう!」と言いたかったのかどうか、その心は分かりませんが
  ラモス選手らしい。

セカンドレグは、チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジにて、
イギリス現地時間で2021年5月5日(水)20時からです。
(日本時間は、5月6日、午前4時から)

ところで、
レアル・マドリードのマルセロ選手が、5月4日(火)に行われるマドリードの地方選挙の
投票所予備スタッフとして招集されました。

彼は2011年にスペイン国籍を取得しており、今回無作為に選ばれました。

過去に、他のスペインのサッカー選手が試合日と選挙日の投票所スタッフが重なったことが
ありましたが、その時は投票所スタッフの仕事は免除されました。
今回レアル・マドリードはこの件で免除を申し出たものの、却下されたそうです。

レアルの選手たちは4日にイギリスへ移動しますが、マルセロ選手は後で
チームに合流予定とのこと。
ですが、実際には最終的にどうなるのかはその時にならないと分からず、
気になるところです。

5月4日追記:マルセロ選手ですが、今朝第一予備スタッフとして投票所へ行きました。
スペインメディアによると、そこで第二予備スタッフの方が彼の代わりを申し出て
くれたため帰宅。
そしてチームと一緒にイギリスへ移動しました。

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