先日、FCバイエルン・キャンパスでFCバイエルン・ミュンヘンII（4部）対シュトゥットガルター・キッカーズ（5部）の練習試合があり、これはキッカーズの応援＆FCバイエルン・キャンパスを訪れるまたとない機会！
ということで、寒空の元、電車でミュンヘンへ。
ミュンヘン中央駅からはUバーン（地下鉄）、そしてバスに乗り換え、その名も「FCバイエルン・キャンパス」で下車。
バスを降りた途端目に入ったのは、この赤い、選手のベンチ風バス停。
バイエルンファンじゃない私も一気にテンションが上がって、一瞬寒さが吹き飛んだ。
ここから2分ぐらい歩いて、左に曲がると見えてきたのが「FCバイエルン・キャンパス」の名前と建物。
このFCバイエルン・キャンパスは、FCバイエルン・ミュンヘンのユースと女子がトレーニングや試合を行う施設で、誰でも気軽に行ける「Clubheim *1900」という名のクラブレストランも併設。
この日のレストラン開店時間は15時。
私達の観戦試合は、11時45分からと15時からの2試合。
ということは、試合の合間にまだ開店してない・・。残念！
とりあえず、1試合目が終わったらどこかのカフェにでも暖をとりに行かなきゃ凍っちゃうけど、この辺りには飲食店がないからバスでまた途中まで戻るしかないかな、と思いながら施設内を歩いていたら、クラブレストランに遭遇。
あれ？中に人がいる。コーヒー飲んで、る？開いてる？！
そう、この時、11時の段階で既に開店してた。なんという喜び！
本当に助かった！
「オープンしててくれてありがとう」と店員さんに握手を求めたくなるくらい、嬉しかった。
中に入ってみると、店内いっぱい、バイエルン。
大画面の周りには写真やトロフィーが飾ってあって、居心地の良いリビングみたいな雰囲気。
入り口近くにはロッカールーム風の一角まであって、ワクワクが詰まったレストラン。
細部に至るまで、さすが。
ファンじゃないけど、これは素直にめちゃくちゃ羨ましい。
後でこのレストランに戻ってくることにして、練習試合の観戦へ。
1試合目は FCバイエルン・ミュンヘンII（4部）対シュトゥットガルター・キッカーズ（5部）。
観客数：約120人。
最初は相手に押され気味かと思ったけど、段々とキッカーズの攻撃も増えて、0対1でキッカーズの勝利！
クラブレストランに戻ると、試合前に入った時とは打って変わって、満員。
カリーヴルストとフライドポテトでお腹を満たし、ジンジャーティーで体を温める。
2試合目は、引き続きFCバイエルン・ミュンヘンII対バーリンガーSC (Bahlinger SC)。
両チームとも4部所属。
この試合は、サガン鳥栖からバイエルンに移籍してきたばかりの福井太智選手のデビュー戦でもあり、先発で出場。
3対2でバイエルンIIの勝利。
観客数：約160人。
2試合とも、平日昼間のバイエルン2部の練習試合に約50人のサポーターが駆け付け、横断幕を掲げ、
種類豊富なチャントで絶え間なく応援していたのは、他のところでは見たことがないので驚きと同時に、素敵だなと思った。
この施設には、上の写真のようなピッチ（天然芝＆人口芝）が7つあるほか、2500人収容のスタジアムもあり、いつかぜひ、できたらもっと暖かい時にこのスタジアムに観戦に来たいと思いながら、雪が舞う中帰途に着いた。
