ドイツで続いていた新型コロナウイルスに関する制限措置ですが、
ようやく(!)緩和されてきました。
ドイツでは、「過去7日間における10万人あたりの新規感染者数」を目安に
制限と緩和措置がとられています。
その数値が、ドイツ全体で
4月13日時点(前回のコロナ記事の時)で136だったのが、約2か月後の
6月18日で、なんと10!
(参照:ロベルト・コッホ研究所)
5月に入ってからまっすぐ下降し始めたようです。
上記の新規感染者数の数値が
「14日連続で100未満、5日連続で50未満、5日連続で35未満」などと、
連続日数と基準値により緩和措置がとられていますが、
その緩和策は州ごとで異なり、また地域ごとの数値によります。
私の住んでいる地域では、カフェやレストラン内での飲食も6月に入り
ようやく可能となり、文化施設なども再開されましたが、
入場の際、
①コロナ検査の陰性証明(街の至るところで迅速検査ができて、無料。)
②ワクチン接種完了証明
③新型コロナウイルスから治癒した証明
の、どれか一つを提示しなければいけません。
が!
例えば、ここ最近は上記の基準値(5日連続で50未満)を下回っているため、
図書館、博物館、美容院は証明の提示なしでの入場がOKになっていました。
それだけでひと手間減り、行動範囲が広がり、心が軽くなりました。
(施設内でマスクは要着用、他人との距離をとることも引き続き必要です。)
ドイツ全体でのワクチン接種率は、6月16日までで
1回目接種終了が約50%
2回接種終了が約29%
(2か月前は1回目終了16%、2回終了6%でした。) (参照:ロベルト・コッホ研究所)
ワクチン接種を希望する場合、現在は接種の優先順位が取り払われ、大規模接種センターか、
かかりつけ医(Hausarzt)で予約の上、接種できます。
既にかかりつけ医で接種した人々の話も聞きましたが、場所によっては、接種センター、
かかりつけ医とも全く予約が取れないところもあります。
どこもコロナが落ち着いて、少しでも夏らしい夏を過ごせますように・・!